旅の子供
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ルトヴィカ①
鎮守の森というのは日本にしかない概念らしいが、たぶんそんな空気の感じのところに住んでいた
森の入口にはいつも食べ物がおいてある。
森は基本的に、出ていく人は拒まないが入ってくる者は拒む性質をもっているため誰もが入り込める場所ではない。
そのせいで、ロマンチックな言い伝えなんかがあったりして、より神秘性をましていたりするのだが、実際のところ、大したことはない。
入るには枝分かれした道だが出ていく時には道なり、位の森の作りに、ちょっと儀式で目隠しがされている程度の話だ。
森の奥には世界の果てのような断崖絶壁の滝があるが、なぜか街からは見えない。
目くらましの要素が何かあるのだろう。(蜃気楼などのような?マナ的な?)
ルトヴィカは街に出ていくと普通に友達はいたが、周りの大人たちにあまりいい顔はされないため基本的には森で過ごすことの方が多かった。
大人たちには森の悪魔の子供と陰口をたたかれていることもある。
父親。
基本、まだ未設定。
母親のお守役だったという話もある。
表情一つ変えないが母親にべたぼれらしい。
73歳年下。
母親。
遠い国では巫女と呼ばれていることもある。
実際のところ土地に縛られた土地神的なもの。
というか、ぶっちゃけて言うと、若いころにちょっと力のコントロールができずに寝ぼけて街を破壊してから魔女とか呼ばれて力ある土地の管理人として、森に幽閉されているようなもの。
本人は気にもしていない。
基本ぐーたらだから。
街の人にいろいろもらってニート気分で楽ちんとか思っている。
娘は、バカバカ言われて育ったために、馬鹿だと思っているが、本当に馬鹿。
バカゆえに色々な意味で強いのだが、当然力の使い方を分かっていないために、母親に生まれたときから二股に分かれていたしっぽを封印されて一本にされる。
最近、尻尾の先が分かれてきたのは、その封印が解けてきているせいだが、15年も馬鹿をやっていると馬鹿の一念で、たいそうなことができると思っていないという思いこみで役に立ちそうな能力も使えなくなっている。
「普通の子」育成を成功させたという点では母親の勝利である。
などという設定をつらつら考えていて、別ゲームのキャラクターの設定をちょっと変えただけということに気づいた。
あっちは捨て子で拾った父親が二人とも父親としての所有権を手放そうとしないんだけど。
まぁ、それは別のお話。